冬に知っておきたい雪道での運転の注意点とコツ!
今年もついに雪が降ってきてうれしいこともたくさんありますが、除雪など大変なことも増える時期ですね。
とくに大変なのは車で移動するときに滑る雪道を運転しなくてはいけないところです。
スキー場に行くときや遠出をするときには車はとても便利だけど、どうしても雪があると危険度はアップします。
私もずっと北海道に住んでいるので毎年雪道の運転をして、スピンして雪の中に突っ込んだりホワイトアウトの中を2時間走ったりいろいろ大変な思いをしてきました。
その中でなるべく危険を回避するために試行錯誤してわかったことを書いていきますので参考にしていただければと思います。
慣れるまではゆっくり走って大丈夫
はじめてや久しぶりの雪道だと慣れるまで時間がかかるので、感覚が分かるまで無理しない事が大切です。
もし後ろに車が連なっていたら安全な所で譲ってあげましょう。
また少し慣れたら、安全な所で強めにブレーキを踏んでどれくらい滑るか確認しておくのもおすすめです。
車間距離は大きく開ける
雪の上はブレーキを踏んでから止まるまでの距離が伸びるので、いつもの倍くらい車間距離を開けた方が良いです。
また大型車の後ろは前の状況が見えづらくなるので、しっかり車間距離をとって周りの状況を見渡せるようにしましょう。
急ハンドル急ブレーキは絶対ダメ
発進するときはアクセルをゆっくり踏まないとタイヤが空回りします。
急ブレーキは間違いなく車が滑って行くので、数回に分けたりゆっくりやさしく踏みましょう。
ブレーキを踏みながらハンドルを切るとスピンすることがあるので注意が必要です。
カーブに入る前にスピードを落とす
カーブでブレーキを踏むとスピンする可能性があり危険なので、直線のうちにスピードを落としておきましょう。
どうしてもカーブでブレーキを踏むときは細かく数回踏み、ハンドルはあまり動かさないようにしましょう。
下りもスピードを落とす
下り坂はアクセルを踏まなくてもスピードが上がるのでこまめにブレーキを踏んでスピードを調整しましょう。
峠を越える時は特に下り坂とカーブが多いので、後ろに車がいても慌てず運転しやすいスピードで走りましょう。
トンネル出口もスピードを落とす
トンネルの中は雪がないのでついスピードを出してしまいますが、出口あたりからみんなブレーキを踏むので滑りやすくなってます。
トンネルの中から余裕を持ってスピードを落としましょう。
ブラックアイスバーンに注意
一見アスファルトが出ているように見えても、薄く氷が張っていることがあるので油断せずに運転しましょう。
踏み固められた雪道よりブラックアイスバーンの方が滑るので、どんな道でも飛ばさないように注意してくださいね。
車線変更はなるべくしない
リスクを減らすためにも不要な車線変更はしないようにしましょう。
車線変更する時も急なハンドル操作にならないよう注意が必要です。
ホワイトアウトは集中して
吹雪でホワイトアウトするとかなり見えづらくなるので、ライトをつけても見えないときは消したりハザードだけつけてみるなど試してみて、自分でもっとも見やすいようにしてください。
前に車があるときはテールランプを見ながらついていくイメージが良いです。
ただしトラックなどの大型車の後ろは雪が巻き上がるので少し離れたほうが見やすいです。
対向車を気にして左に寄っていくことがあるので、注意して左上に矢印があれはそれを目安に走りましょう。
危ないと感じたら無理せず駐車スペースに止めて視界が良くなるのを待つのも手です。
帰りは車の雪をしっかり落として視界を確保する
外に駐車すると帰りには車が埋まるくらい雪が積もります。
めんどくさいですがしっかり雪を降ろしましょう。
窓が凍りつく事があるので、雪を降ろした後エンジンを掛けて窓の氷を溶かしてから帰りましょう。
しっかり降ろさないと雪を巻き上げて一瞬視界がなくなります。
帰り道は集中力がなくなってしまうので行くときよりも注意が必要になります。
無理せず休憩を入れながら帰りましょう。
冬の運転はとても危険が多いので細心の注意を払い命が一番大切と言うことを忘れず運転しましょう。
何事もなく家に帰ってきて初めて楽しい思い出になるので、皆さまも安全運転で冬を楽しんでください!